大阪滋慶学園5校の入学式~1833人が第一歩

 学校法人・大阪滋慶学園グループの大阪医療技術専門学校、大阪ハイテクノロジー専門学校、大阪保健福祉専門学校、大阪医療福祉専門学校、大阪医療看護専門学校、5校合同による「平成26年度入学式」が4月3日にホテルニューオータニ大阪で、桜満開のなか盛大に行われました。「共信・共進・共創」をテーマに、5校合わせて1833人の新入生が希望に胸を膨らませて、夢の実現に向けて学びの第一歩を踏み出しました。


近藤雅臣学校長

―生命にかかわる崇高な職業~近藤学校長―

 式典では、礒橋文秀・大阪医療技術学園専門学校、武田裕・大阪医療福祉専門学校、俣野彰三・大阪医療看護専門学校の3名の新学校長を紹介。5校の教職員を代表して、近藤雅臣学校長(大阪ハイテクノロジー専門学校・大阪保健福祉専門学校)は「滋慶学園は実学教育、人間教育、国際教育の3つの理念のもと、社会で役立つ知識・技術の習得、礼儀など品位ある人間性、国際的視野を有する人材を育成しています。皆さんが目指す職業は生命にかかわる崇高なものです。1本の鉛筆、1枚の紙にも生命があるとの気持ちで、感謝を忘れずに取り組んでいただきたい。そして、自ら技術を習得するための基礎を身に付けてください」と訓辞をされました。


―良い生活習慣、学びの習慣を~浮舟理事長―

 5校の運営母体・大阪滋慶学園の浮舟邦彦理事長は「将来やりたい仕事、夢を見つけて入学されました。入学式は最初の授業です。なぜ、この学校に入学したのか、問い直してください。そして夢を目的、目標に変えて、プロとしての身構え、気構え、心構えをしっかり持って、学んでください。良い生活習慣、学びの習慣を身に付けてください。仲間や先生とのコミュニケーションを大切にして、素晴らしい人間関係を築くことで、ネットワークを広げてください」と祝辞を述べられました。

浮舟邦彦大阪滋慶学園理事長

カレン・ペンドルトン准教授

―リーダーを目指して~米国代表―

 入学式には、大阪滋慶学園の海外提携校の代表が海を越えて、お祝いに来ていただきました。米国のロマリンダ大学のカレン・ペンドルトン准教授は「皆さんは科学が急速に発展し、その変化に対応が求められる時代に入学されました。医療は地域間、世界規模での多職種間の協力が求められています。様々な経験を共有して、新世紀のリーダーを目指してください。滋慶学園とはパートナー関係にあり、皆さんが海外研修を通じて、本校に訪問されることを楽しみにしています」と挨拶されました。




ロマリンダ大学

 キリスト教会を母体にした米国・カリフォルニア州にある医科大学。医学、歯学、コメディカル学、看護学、薬学、公衆衛生学など8学部。附属病院は幼児・小児の心臓移植手術の実績で知られている。


―書物を読み、交流を深める~中国代表―

 中国の佛山科学技術学院の熊志翔学長は「中国には万巻の書物を読み、千里の路を行き、八方の友と交われと言う言葉があります。皆さんはぜひ、努力、勉強をしてお互いに交流を深めて、それぞれの人生の使命を確立してください。双方の学術、学生交流が発展することを願っています」とメッセージを贈られました。



佛山科学技術学院

 広東省佛山市。文学、法政学、理学、電気工学、生命科学、医学、体育   学など13学部を設置。1万5千人の学生、1500人の教職員。企業との産学協同に積極的に取り組んでいる。



―真摯に学び、人の役に立ちたい―

入学生を代表して、各校からの代表・5人が「夢に向かって、精進します。苦しんでいる人に笑顔で元気付けたい」「技術を身に付けて、人の役に立ちたい」「チーム医療の役割として、他の医療職との架け橋になりたい。様々な学科と交流したい」「患者に寄り添う気持ちを身に付けたい」「真摯な姿勢で学んでいきたい」など、力強く宣誓しました。


―キャリア教育を説明~在校生、卒業生がプレゼン―

 この後の第二部では、「職業人教育を通じて社会に貢献する」という大阪滋慶学園のミッションに基づいて、キャリア教育の一端を紹介しました。大阪医療看護専門学校の在学生が、患者さんとの対話を交えて看護師の日常業務のデモンストレーションを演じました。このほか、課題研究のプレゼンテーション、資格・国家試験対策、就職対策、同窓会活動、生涯教育について、在校生や卒業生が新入生に分かりやすく説明しました。新入生は最初の授業として、熱心に聞き入っていました。






 
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