資格取得

 大阪滋慶学園では、各専門学校の入学時からキャリア教育の一環として、卒業後の進路に合わせて、資格取得に向けて国家試験や検定試験などの受験対策を指導しています。

 まずは、取得目標とする資格を個々の学生の進路に合わせて決めて、指導要領を策定しています。対策の基本は、あくまでも日頃の授業が中心で、国家試験や検定試験の科目がそのまま授業科目となっています。

 授業の後で疑問が出れば、積極的に先生に質問に行きます。また、放課後に友人同士が教え合い、休日に学校で勉強している学生が多いのは、滋慶の伝統かも知れません。このため、学校ごとに図書室やPC室など学習環境を整えています。

 特に国家試験対策としては、教務部長、学科長を中心に「国家資格委員会」を入学前から受験までのフローを見据えた運営方針を定めて、学科単位できめ細かな指導対策を立てます。その上で、模擬試験の目標点に達しなかった学生には補講を実施しています。

 一方、滋慶教育科学研究所(JESC)では、大阪滋慶の各専門学校で、取得目標の資格が同じとなる学校、学科を集めての「国家試験対策委員会」を編成しています。看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、社会福祉士、精神保健福祉士、鍼灸師、柔道整復師などの委員会を設けています。

 同研究所では、独自のe―ラーニングシステムとして「J-WEB」を開発、パソコンを使って自宅で学習できるシステムを導入しています。また、教育技法、指導法の開発によって、学生を指導する教職員のスキルアップにも力を入れています。

主な取得目標の資格

医療系

 看護師(国)保健師(国)臨床検査技師(国)臨床工学技士(国)理学療法士(国)作業療法士(国)視能訓練士(国)言語聴覚士(国)はり師、きゅう師(国)柔道整復師(国)診療放射線技師(国)救急救命士(国)歯科技工士(国)歯科衛生士(国)毒物劇物取扱責任者(国)技術士第一次試験・生物工学部門(国)上級・中級バイオ技術者認定試験 登録販売者 医療秘書技能検定 医事コンピューター技能検定 診療情報管理士 診療報酬請求事務能力認定試験 他

福祉系

 社会福祉士(国)介護福祉士(国)精神保健福祉士(国)保育士(国)福祉用具専門相談員 福祉住環境コーディネーター 介護職員初任者研修 福祉事務管理技能検定 他

保健系

 アスレティックトレーナー スチューデントトレーナー 健康運動実践指導者 他

 
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