国際交流
『志学専門学校』としてグローカルカレッジを目指す
大阪滋慶学園は「国際教育」の理念に基づき、グローバル化が進む現代社会において、広く国際的に通用する人材の育成に力を入れています。海外交流を通して、学生・教職員がグローバル(国際的)な視野と高い志を持って学び(志学)、ローカル(国内的)でたくましい精神と行動を兼ね備えた人間形成を目指しています。
中国の廣州中医薬大学で初めて研修を行って以来、約30年におよぶ海外研修の実績があります。海外提携校は現在26校。アメリカ・中国での海外実務研修を制度化するとともに〝日本から海外〟〝海外から日本〟のブーメラン方式で学生と教員が交流する「2way事業」の高等職業教育を実践してきました。
アジアNO1の職業教育を目指す
大阪滋慶学園各校の昼間部の学生(2・3年次)は、約1週間程度の海外研修プログラムが必須科目となっています。研修は所属する学科の専門に直結した講義や実習のほかに、最先端企業や病院などの施設見学、スポーツ・文化交流が組み込まれています。
中国には廣東医科大学、上海健康医学院など日中合弁・教育連携校があり、これまでに約3,800人(中国へ2,700人、中国から1,100人)の学生、教職員の往来がありました。
今後は大阪滋慶学園の教育システムを韓国、ベトナムなどにも広げ、「アジアNo.1の職業教育」を目指します。
海外研修
世界の最先端に触れ、国際的な視野を養う!
海外研修に力を入れるのは、若者の見聞を広げてモチベーションを高め、イノベーションを起こさせるためです。海を渡り、自分の中の壁を越える。刺激的な体験をし、帰国後ひとまわり大きくなった自分に気付きます。
臨床工学技士科の一例をあげると、実習のための設備を導入した最先端医療施設で、日本では体験することが難しい講義・実習や、珍しい治療などを体験することができます。スケジュールの中にはプレゼンテーションも盛り込まれており、学生は習っていることをテーマに発表し、意見交換することで「新たな発見」があります。
大阪医療技術学園専門学校の医療心理科は、ピアースカレッジで米国の最新の心理学を学びます。特に米国では退役兵のPTSD研究が進んでいる事を踏まえ、心理実習を交えた形式でその理論を学ぶ事になっています。
大阪ハイテクノロジー専門学校の柔道整復スポーツ学科・鍼灸スポーツ学科は、中国の上海中医薬大学・廣東医科大学で、解剖実習を行います。学生自ら献体を解剖する貴重な体験とともに、中国人学生との交流会では東洋医学に触れます。
大阪保健福祉専門学校の保健保育科は、ピアースカレッジで、多民族国家・米国の児童福祉教育を学びます。現地での研修内容の一つとして、幼少期の心身の発達を促進するリズム体操を習得します。
大阪医療福祉専門学校の理学療法士学科は、米国のロマリンダ・ユニバーシティで最新の米国の理学療法を学びます。日本の理学療法事情にも精通する第一線の教授より、「めまいと平衡異常に対する理学療法」を始めとした様々なテーマの講義を受けます。
大阪医療看護専門学校の看護学科は、シティカレッジ・オブ・サンフランシスコで最新の看護学を学びます。附属の大学病院の見学ではがん治療として注目を受けて久しいプロトン療法を始めとした治療法の説明を受けます。