同窓会

卒業後もスキルアップの勉強会、講座を実施

同窓会の目的と活動

 報道資料 大阪滋慶学園の各専門学校では、卒業して社会に出てからも、卒業生と学園および学校、在校生との結びつきを深めるため、研究会や勉強会を定期的に開催しています。

 研究会や勉強会を通じて、現職のスキルアップ、新たな資格取得のフォロー教育に役立てています。同時に、業界動向を知るうえで、貴重な情報交換の場ともなっています。

 大阪滋慶学園では、在学中はもとより、入学前から卒業後においても「人生・就労のサポートを行う」という教育方針を実践しています。

 卒業生にとって、母校、学園生活、先輩・後輩、同級生、教職員は懐かしいものです。各専門学校では、教職員が中心となって学校ごとに「学園新聞」を春と秋に発行しています。学園及び学校の現況や在校生の動向、卒業生のその後、社会での活躍など情報発信、情報伝達も目的のひとつです。

主な活動

 各専門学校では、鍼灸師学科、臨床工学技士科、医療秘書・情報学科、理学療法士学科など、学科ごとに年数回の「卒後勉強会」を開いています。勤務する職場は異なりますが、同じ業界で活躍する同窓生(学び仲間)が集まっての勉強会で、セミナーを聞き、職場での課題などを話し合うことによって、新たな刺激を受け、切磋琢磨の場ともなっています。

 また、「細胞検査士認定試験対策講座」、「精神保健福祉士国家試験対策講座」、「診療情報管理士試験対策特講」など、卒業後に勤めた職場で新たに必要となった資格取得に向けて、講座を開設してフォローアップしています。

 主なケースを紹介させていただきます。

細胞検査士認定試験対策講座(大阪医療技術学園専門学校)
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 臨床検査技師科の卒後教育として、病理・血液・尿検査など形態学的検査の実務を1年以上従事者を対象にした講座。本校卒業生だけでなく業界で活躍されている臨床検査技師の方々も受講されています。4月から12月まで、毎週木曜、土曜に開講。日本臨床細胞学会の認定資格で、正常な細胞から「がん細胞」を探し出すなど、細胞診断のプロを目指す資格。

臨床工学卒後教育研究会(大阪ハイテクノロジー専門学校)

 臨床工学技士科及び専攻科の卒業生を対象にした勉強会。例えば、滋慶医療科学大学院大学の小野哲章教授を講師に招き「医療機器の安全を考えるために」をテーマに講演会を開催。医療の安全が重要視されている中で、臨床工学技士が病院内で関わる内容について、具体的な医療機器を例に挙げて説明されますと、受講者からは工学的見地からの質問が相次ぎました。

理学療法士学科卒業後勉強会(大阪医療福祉専門学校)

 5月は新人歓迎会ですが、症例発表に加えて、「理学療法の展望」「呼吸理学療法」と題しての特別講義も行いました。8月は総会、12月は特別研修会を開催するのが例年のパターンとなっています。また、卒業生の運営のもと、ホームページを立ち上げて、案内、連絡など情報交換の場を設けています。

 
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