大阪府立香里丘高等学校 スポルト専門コース「テーピング実技講習」を行ないました!

2018.08.20

6月21日(木)・28日(木)の2日間、大阪府立香里丘高等学校スポルト専門コース3年生の授業「スポーツ原理」の中で、全4回にわたり、テーピングの実技講習をさせていただきました。

講師は、大阪医療福祉専門学校、理学療法士学科、専任教員の菊地先生。

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アシスタントに大阪医療福祉専門学校、理学療法士学科夜間部生で、メディカル・トレーナー部に所属する学生トレーナーが担当しました。

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香里丘高校スポルト専門コースは、硬式野球部、女子バスケットボール部、女子バレーボール部、女子ソフトボール部に所属する生徒さんで構成され、それぞれの生徒の得意分野や興味・関心の深いエリアをさらに支援し伸ばすことによって、自信や意欲を支える自尊感情や自己肯定感を高め、自己実現をめざす志を育み、「アクティブな学力」(能動的学習・知の活用・高い志など)の向上を図っています。

初日の授業では、スポーツ外傷で最も多い足関節の捻挫による靭帯損傷に対するテーピングに始まり、野球肩や野球肘、手関節の怪我や突き指など、球技に多い慢性障害や外傷に対するテーピングの実技を行ないました。
選手の多くが経験する身近なケガに対するテーピングの内容に、生徒のみんなはとても熱心に取り組む様子が印象的でした。

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2日目の授業では、オスグッド・シュラッター病(膝の痛み)やシンスプリント(すねの内側の痛み)、アキレス腱やふくらはぎの痛みに対するテーピングに加え、それらの障害を予防するためのコンディショニング方法として正しいストレッチングの方法をセルフ・ストレッチングとペアになってのパートナー・ストレッチングのやり方で実施しました。関節が硬かったり、疲労していたり、自己の身体の状態を客観的に知り、どうすればそれを解消できるのかを、生徒自身が知り、対応できるよう、学生トレーナーも真剣にレクチャーを行いました。

最後には、足関節のテーピングについて、全員、実技試験を受けて終了となりました。試験があるため、生徒の皆さんは、より真剣に学ぶ機会となりました。

大阪滋慶学園スポーツメディカル&ヘルスケアセンターでは、これからも学校保健領域における社会貢献活動を積極的に進めて参ります!

香里丘高校

 
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