建学理念
「実学教育」「人間教育」「国際教育」を実践する職業教育機関
学校法人大阪滋慶学園は医療、福祉、保健、ハイテク分野の高等職業人材を養成する職業教育機関。医療安全管理学を研究する滋慶医療科学大学・大学院、大阪医療技術学園専門学校、大阪ハイテクノロジー専門学校、大阪保健福祉専門学校、大阪医療福祉専門学校、大阪医療看護専門学校、出雲医療看護専門学校、鳥取市医療看護専門学校、美作市スポーツ医療看護専門学校、東洋医療専門学校、新大阪歯科技工士専門学校、新大阪歯科衛生士専門学校及び滋慶学園高等学校の13校となります。
高度専門職業人養成の滋慶医療経営管理研究センターや附属の施設、多くの海外提携校などを擁し、ほかの専門学校や大学とは一線を画した独自の教育プログラムを展開しています。産業界の多様化するニーズに応じた人材育成は高く評価されており、成長産業へ〝即戦力〟として通用する優秀な人材を送り出しています。
昭和53年(1978年)に大阪薬学専門学院(現・大阪医療技術学園専門学校)を設立したのが大阪滋慶学園の基礎となっています。以来、臨床検査技師、臨床工学技士、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士、救急救命士、鍼灸(しんきゅう)師、柔道整復師、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、医療秘書など、医療・福祉分野のプロフェッショナル人材を養成。卒業生は約4万人に迫ります。就職に有利となる国家資格、各種検定・試験に合格させ、社会で通用する技能を身につけます。そして、即応性、創造性、人間性の備わった「優秀な人材を送り出すことで社会貢献する」ことを使命としています。
「3つの建学理念」と「4つの信頼」
建学と同時に定めた「3つの建学理念」は『滋慶精神』として、脈々として受け継がれています。「4つの信頼」と合わせて、実践的なキャリア教育の基盤となっています。建学理念とは「実学教育」「人間教育」「国際教育」の3つが一体となっています。
「実学教育」はスペシャリスト時代に迅速に対応し、業界に直結した専門学校として即戦力となる知識・技術の習得を目指します。「人間教育」は心豊かな人格を形成するため、あいさつや思いやりの気持ち、コミュニケーションの大切さを学び、自立した社会人としての人間力(身構え・気構え・心構え)を身につけます。「国際教育」は日本人としてのアイデンティティーを明確に持ち、価値観や文化の違いを尊重して、より広い視野でものを見ることができるように真の国際的感性を養います。4つの信頼とは「学生・保護者からの信頼」「高等学校からの信頼」「業界からの信頼」「地域からの信頼」のことです。入学を目指す学生・保護者、進路指導の先生、就職先、学校が立地する周辺地域、「これらすべての信頼を得てこそ、学園・学校の存在価値がある」と考えています。これら発足当時からのミッションと伝統を教員、事務職員に至る学園全体で徹底し「職業人教育を通じて社会に貢献する」という教育使命をもって、学校運営を行っています。