第1回開催報告

開催概要

会期

2012年4月22日(日)

会場

日本・大阪市・大阪国際会議場

主催

(日本)大阪滋慶学園・滋慶医療科学大学院大学・アジア人材養成センター

共催

(中国)上海理工大学、上海医療器械高等専科学校

主催

(日本)大阪滋慶学園・滋慶医療科学大学院大学・アジア職業人材養成センター

共催

(中国)上海理工大学
   上海医療器械高等専科学校

後援

文部科学省、大阪府、大阪府教育委員会、社団法人 大阪府医師会、公益社団法人 大阪府看護協会、一般社団法人 大阪府臨床工学技士会、一般社団法人 日本臨床工学教育施設協議会、一般社団法人 医療国際化推進機構、社団法人 メディカルフィットネス協会、財団法人 大阪医療技術学園、朝日新聞社、株式会社 日刊工業新聞社(順不同)

プログラム

祝辞

松井一郎 (大阪府知事)

招聘講演

L-1  『日本の医療資格制度の過去、現在、未来』
   講演 渡辺敏 (財団法人医療機器センター理事長)

L-2  『中国医療器械有害事象の監督と出荷後の危機管理』
   講演 董放 (中国国家食品薬品監督管理局 薬品評価センター処長)

特別講演・教育講演

L-3  『東日本大震災の経験 被災に対する臨床工学技士の活動と今後の課題』
   講演 菊池雄一 (一般社団法人 岩手県臨床工学技士会 会長)

L-4  『日本の臨床工学技士の誕生と発展』
   講演 小野哲章 (滋慶医療科学大学院大学 教授)

L-5  『中国のBMEと医療機器』
   講演 王威琪 (中国工程院・院士 復旦大学 首席教授 上海理工大学 名誉院長)

シンポジウム (第1部) “アジア各国の臨床工学ー現状、課題、その他”

S-1  『韓国の Perfusionist の現状』
   演者 李知然 (韓国) (ソウル アサン医療センター)

S-2  『ベトナムの透析の現状』
   演者 阮必勝 (ベトナム) (ハノイ ホエ ナイ病院 腎臓、透析科)

S-3  『インドネシアにおける臨床工学について』
   演者 Asmaranto Prajoko (インドネシア) (インドネシア共和国 保健省)

S-4  『バングラデシュの公立病院における医療画像装置の在庫リストとデータ管理システムの改善について 』
   演者 Anwar Hossain, A.B.M.Siddique (バングラデシュ) (健康家族福祉省付属国立医療電子装置管理・研修センター)

S-5  『カンボジアの医療機器の状況について』
   演者 Hab Soksamnang (カンボジア) (国立母子健康センター 国内ワークショップチーム)

S-6  『ネパールにおける生物医工学分野のシナリオ』
   演者 Roshan Bajracharya (ネパール) (カトマンズ カンチ子供病院)

シンポジウム (第2部) “臨床工学職場及び人材養成のグローカル化への変化”

S-7  『中国の臨床工学の理念と現状』
   演者 葛毅 (中国) (中国医学会医学工程学分会 副主任委員、上海長征病院 設備科)

S-8  『日本の臨床工学技士の現状と役割、そして期待』
   演者 村中秀樹 (日本) (大阪府臨床工学技士会 会長、ベルランド総合病院 管理部 診療技術部)

S-9  『国際的臨床工学技士の養成について実践的探索』
   演者 胡兆燕・銭鋒 (中国) (上海医療器械高等専科学校 中日合作臨床工学科)
      馬暁明・蘇全 (中国) (深圳職業技術学院 中日合弁医療電子学科)

S-10  『日本の臨床工学技士になるため、中国人留学生の養成現状と課題』
   演者 須﨑正敏 (日本) (大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科)

S-11  『浙江大学における生物医工学の教育・研究活動について』
   演者 寧鋼民 (中国) (浙江大学 生物医学工程学科)

パネルディスカッション 『グローカル医療に求められる臨床工学の展望』

司会 (日本) 加納 隆 (埼玉医科大学・教授)


【パネリスト】:
D-1  (日本) 山下芳久 (日本臨床工学技士会国際交流委員会委員長・埼玉医科大学 准教授)
   『現代医療における臨床工学技士と国際交流』

D-2  (中国) 劉学軍 (北京医学会血液浄化技術分会会長・中日友好病院)
   『中国透析医療における臨床工程技師の現状及び発展』

D-3  (台湾) 蕭德瑛 (国立清華大学 教授)
   『台湾の生物医工学の教育と関連する資格の状況について』

D-4  (日本) 柴原伸久 (有澤総合病院 院長)
   『中国・東南アジアにおける透析事情』

D-5  (シンガポール) 黄為民 (南洋理工大学 機械・航空工学院 副教授)
   『形状記憶材料の微創手術への応用』

(特別企画) [日中大学生ポスター発表](優秀ポスター賞授賞式) [日本文化披露:茶道・華道] [協賛企業展示会] [病院、ME企業見学] (4月23日)

日中大学生ポスター発表

P-1  シンガポールにおける体外循環シミュレーション教育導入の試みを通じた国際交流
   工藤雅彰、上口晃生、二宮伸治
   広島国際大学 医療・福祉科学研究科 医療工学専攻

P-2  大動脈解離における流場再現モデルによる治療デバイス評価方法の検討
   上口晃生、工藤雅彰、二宮伸治
   広島国際大学 医療・福祉科学研究科 医療工学専攻、保健医療学部 臨床工学科

P-3  臨床工学技士のあるべき姿
   陳楚鵬
   北海道ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士学科

P-4  経皮的脈動計測センサの開発~胸骨圧迫の評価に向けて~
   山田晴基、真柴大典、橘克典
   大阪電気通信大学 医療福祉工学部医療福祉工学科

P-5  遠心力による透析能力の向上
   日岡昭博、安圖和憲、 樋口真吾、法貴清隆、山内毅士
   大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科

P-6  血液凝固 早期検出器の提案
   寺谷望
   大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科

P-7  アーチファクトに強いIABPトリガシステムの開発
   伊藤達弘
   埼玉医科大学 保健医療学部 医用生体工学科

P-10  大災害時においてPC用UPS(無停電電源装置)が生命維持装置の電源装置になりうるか検証する
   蟹井秀雄、 金子将、 柴崎純一、 塚本健、 沼田慎吉、 江村宗郎、 木村俊也
   東京医薬専門学校

参加状況

[参加国・地域]

日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、ベトナム、カンボジア、インドネシア、バングラデシュ、ネパール、の十ヵ国・地域

[参加者]

病院・医療機関・学校・医療機器メーカー・臨床工学技士・医師・看護師・研究者・学校関係者・学生の方々など

[参加人数]

約400人

風景

アジア臨床工学フォーラム 会場風景

フォーラムを終えて

第1回アジア臨床工学フォーラムを終えて
急速な経済発展とともに今アジアでは医療の高度化、医療機器のイノベーションが激しい勢いで 進んでいます。そうした中、滋慶医療科学大学院大学の開学1周年を記念して「グローカル時代を 迎えるアジアの臨床工学」をテーマに「第1回アジア臨床工学フォーラム」(学校法人大阪滋慶学 園主催、文部科学省・大阪府など後援)を4月22日(日)、大阪国際会議場で開催することがで きました。
会議には共に開催を進めてきた中国の上海理工大学、上海医療器械高等専科学校をはじめ、日本 はもとより、韓国、台湾、シンガポール、ベトナム、カンボジア、インドネシア、バングラデシュ、 ネパールの10カ国・地域から病院や医療機関、学校、メーカーの臨床工学関係者や医師、研究者 の方々約400名に御参加いただき、成功裏に会議を終えることができました。これもひとえに皆 様方のご理解、ご協力の賜物とこの場を借りて深く御礼申し上げます。
フォーラムでは、財団法人医療機器センター理事長の渡辺敏氏や中国国家食品薬品監督管理局薬 品評価センター処長の董放氏、復旦大学首席教授の王威琪氏からすばらしい御講演を賜りました。 また岩手県臨床工学技士会会長の菊池雄一氏からは東日本大震災の被災地における臨床工学技士 の重要性を報告していただきました。さらに埼玉医科大学の加納隆教授の司会による活発なパネル ディスカッションや各国の多くの方々から臨床工学を取り巻く現状や課題、人材育成などについて の研究報告などがありました。
今回の第1回フォーラムを通して、アジア各国でまだまだこの分野での取り組みなどに温度差が あるということも浮かび上がってまいりました。しかし、各国の参加者間で今後情報交換を行ない、 協力体制を強めていこうという共通認識を得られたことは臨床工学の末来にとって大きな成果で あり、主催者として喜びに堪えません。
ここに第1回フォーラムの報告集を発刊させていただきました。今後、議論を深めていく上での 資料の一部に加えていただければ幸いです。

2012年5月
第1回アジア臨床工学フォーラム実行委員長
学校法人大阪滋慶学園・滋慶医療科学大学院大学理事長
浮舟 邦彦

浮舟邦彦

大阪滋慶学園
滋慶医療科学大学院大学理事長

浮舟 邦彦

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